なぜ、いま1989なのか -20年間の変化
なぜ、いま1989なのか -20年間の変化
今年2009年は、1989年からちょうど20年がたった年です。我々I-MAGE8 Cチームにも1989年生まれ、つまり今年20歳の誕生日を迎えたメンバーがいます。
1989年に生まれたわたしたちは、そこからの20年間で社会背景の変化を身をもって体感し、概観してきたといえるでしょう。バブルの崩壊、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、インターネットの爆発的な普及、携帯電話の一般化、アメリカ同時多発テロなど挙げ出したらキリがないほどです。そういった社会に身をおいてきたわたしたちは、他世代にないユニークな育ち方をしてきたのではと感じることが多いです。
しかしそういった事実よりも重要であるのが、以上の社会変化を受けてきたわたしたちの内面の変化ではないでしょうか。
1989年には現代につながる問題の始祖といえる事件「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮﨑勤事件)」が起こった年でもあります。この事件以降わたしたち人間の「内面」の問題点が次々と顕著になってきていると考えます。
では、そういった「問題点」やわたしたちが内面にもつ「不安」をどのように捉えればよいのでしょうか。
どんな人も「不安」を抱えている
どんな人も「不安」を抱えている
私たちは皆、大なり小なり何らかの問題点や不安とともに生きているといえます。それは、公的な問題であったり、あるいは私的な問題かもしれません。
本プロジェクトは1989年生まれの世代のもつ問題意識や不安感を調査するところから出発しました。そこで、1989年という転換期に生まれた私たちの独特な不安感を調査するためにアンケートを実施、さらに他世代と比較したのですが、その結果から得られた気付きがあります。
それは簡単にまとめると、以下の2つの点が挙げられます。
1・どんな人でも不安は持っていること
2・しかし「不安を持っている」人の中でも「目標や希望を持っている」人がいること
1989世代はもちろん独特な育ち方をしてきたと考えられませすが、その不安の内容が他世代と違うことは境遇・経験などの違いから来る当然のものです。そしてその不安を持っている人の数は、不安を持っていない人の数よりも圧倒的に多いことがわかりました。
しかしそのような中でも「目標や希望を持っている」人が多いことが多い。この事実から導き出されることはいたってシンプル。つまり私たちは「不安」「問題意識」の存在とともに生きていかなければならないということです。
「不安」や「問題点」と向き合うこと
「不安」や「問題点」と向き合うこと
私たちに必要なのは、「問題点」や「不安」を自分自身のものとして向き合う姿勢と、今現在の自分の立ち位置を確かめることなのではないでしょうか。

現在の日本社会は不況といわれており、今年20歳の1989年世代はこれから社会に出て行くにあたり、またすでに出ている人々も経済情勢が「不安だ」と感じることが非常に多いことがアンケートによってわかりました。
このような情勢の中、問題を抱えながらも私たちはそれぞれの方法で生きてゆかなければなりません。
不安なのは事実、ですがあなたがその不安を抱えているのもまた事実なのです。
その事実に向き合うことが現在の私たちの立ち位置を確かめることにつながるのではないでしょうか。
未来を作るために -対峙と共有-
未来を作るために -対峙と共有-
私たちが未来を作っていくために大切なことは、
1・問題意識や不安を自分自身のものとして「対峙」していくこと
2・そういった問題意識を「共有」することで刺激を受けたり、励ましあう「他者との対話」作り
以上2点を、本プロジェクトは提案します。
不安の存在自体を否定するのではなく認めた上で、どう生きていくべきか。未来を作るその決断は自分自身で下さなければいけません。
その意識を共有することで気持ちが落ち着いたり、あるいは、相互に良い影響を与え合うことで、ひとりの決断はより強固なものになっていくことでしょう。
本プロジェクトでは、1989年生まれの若者を中心に、今までの20年間から生まれた価値観、問題意識、不安や未来間を共有することで、参加していただく皆様が未来をデザインしていく一助になることを目標としています。
あなたの未来を拓くのはあなた自身です。
でも、ひとりじゃない。
それが我々I-MAGE8 Group Cからのメッセージです。
