社長さ〜ん、困りますよ

2007.08.30|magronbass|PHILOSOPHYPermaLinkComments (0)

つい最近、社長さんを呼び出してスタバで「お話」をした。 プロジェクトを始める前の「下調べ」の話をした。 どんなプロジェクトでも重要だと思うけど、やっぱりアイデアがどういうコンテクストで実装されるか、実装するためのテクノロジーが存在するか、前例はあるかなど、やっぱり基本的な情報が必要だと思う。 でもうちの会社はそんな下調べはしない。 プロジェクトが入ると、一歩目が最終商品のブレストになってしまう。 しかも、ブレストといっても、実装段階のデザインやアイデアで、コンセプシュアルな部分はまったく無視。

ま、一言でいってしまうと、普段のバナー広告やマイクロサイトである場合は、そこまで宣伝してる商品や番組の情報は必要がない。 例えば、「ドクターほにゃらが」であれば、病院をテーマにしたデザインを使えばいいし、カルテにメッセージを表示したり、適当に演出すれば大丈夫。 でも、ある程度のスケールを超えると、番組の内容や、対象年齢層とかが重要になってくる。 そこをすっとばしてしまうのは、広告業者として、かなり問題だと思って、それをまとめて社長に話した。

コンテンツはさておき、技術的な制約も考えずに、アイデアを出して、しかもそれをクライアントにプレゼンしてしまうのが、さらに恐ろしい。 今回のプロジェクトはiGoogleで見るようなウィジェットが課題だったのに、外部データベースが必要なアイデアであったり、「あ、ビデオをアップできたら面白いよね!」みたいな、サーバー負担をまったく考慮していないアイデア。 インターネット・ネットワーク系じゃないオレですら、そんなアイデア、実装できないのが体得的にわかる。 最終的に、「お話」に踏み切る原因となったのは、実現性をオレが一人でこつこつ調べている間に、クライアントにアイデアをプレゼンしてしまったこと。

もはやこの一つのプロジェクトの問題じゃなくて、組織全体にわたる、より大きな問題だと思う。 いやぁ、こんなんじゃ困りますよ、社長さん。 こういうのって、なんだ? マネージメントって言葉しか思いつかないけど。 ワークフローがめちゃくちゃっすよ。

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